2008年10月29日

MRマンモグラフィー パート2

少し日にちがあきましたが、パート2を書きます。

 ▽半額を補助
 通常のMRIでも乳房の断面は撮影できるが、医療機関では、MRIに取り付ける乳腺撮影専用装置(マンモコイル)の導入が進んでいる。患者が寝る台の上に設置、うつ伏せになった患者の胸があたる部分に穴が二つ開いており、乳房からの電波を間近でキャッチするため、より精密に映し出せる。
 国も「マンモコイルは治療に有効」として、全国356の拠点病院に2年をかけてコイルを整備するため、2008年度予算案に八億7千万円を計上した。1台千数百万するコイルの新規導入や最新機種への更新の際、半額を補助する。
 「日本放射線科専門医会」は07年12月から08年1月にかけ、MRマンモの実態を調査、2月に東京で開かれた日本乳癌画像研究会で中村センター長が結果を報告した。

 ▽実施は85%
 調査の対象は、拠点病院と乳がん手術件数が多い病院の計549施設で、321施設(拠点179、それ以外142)から回答があった。MRマンモを実施しているのは85%にあたる272施設で、実施率は拠点病院が85%でそれ以外の病院は80%だった。行っていない理由は、
・診療科からの依頼がない
・放射線科が受け付けていない
・MRIがない             など。
 272の施設のうち、コイルを使っていたのは214施設で、使っていない施設の半数は「コイルがない」ことを理由にあげた。
 中村センター長は「きちんとした画像を取るにはコイルが必要」と指摘。年間の乳がん手術数が150件以上の病院は40施設ありその半数の22施設は拠点病院ではなかったことから「コイル整備が拠点病院だけでよいのかや、乳がん診療の態勢を考える必要がある」としている。  


Posted by エリック at 12:31Comments(0)

2008年10月23日

MRマンモグラフィー パート1

被爆のない乳がん精密検査
「MRマンモグラフィー」病巣くっきり治療に成功

 マンモグラフィー後の精密検査として、磁気共鳴画像装置(MRI)を使って病巣を調べる「MRマンモグラフィー」が注目されている。手術で摘出する範囲を決めたり、手術前の化学療法の効果を確認したりするのに有用で、国も全国のがん診療連携拠点病院に専用装置を整備する方針を決めました。
    
 検診で広く使われているマンモグラフィーは、乳房を透明な板で挟んでエックス線で撮影する。これに対しMRマンモは、円筒形のMRIで強い磁場を発生させ、人体から出る電波を受信、画像化する。検査にかかる時間は30分。聖路加国際病院の中村清吾ブレストセンター長は「最大の特徴は、エックス線を使わないため被爆しないこと」と説明する。
 
 ▽方針決定に
MRマンモは、米国では乳がん検診に追加する有用性が報告されている。日本では、マンモグラフィーや超音波による検査で異常が見つかった場合の精密検査という位置付けだ。
中村センター長によると「乳管内のがんの広がりが細かく分かるので、温存手術か全摘手術か治療方針を決める上で欠かせない。」がんがあるのとは反対側の乳房の検査、手術前に行う化学療法の効果判定などにも利用され、同病院では手術が決まった患者全てにMRマンモを実施しています。

一気に書いて疲れました。
パート2は次回に回します。

  


Posted by エリック at 14:06Comments(0)

2008年10月15日

がんの危険な9つの兆候

長く、記事を書かずにすみませんでした。
更新しない間にも訪れてくださる方がいて、有難かったです。icon01
あまりがんばり過ぎないように、これからも情報発信していきます。
よろしくお願いします。face02


「がん」は日本における死亡原因の第1位であり、
毎年約30万人の人々が亡くなっています。

3人に1人が「がん」で亡くなります。
俳優の緒方拳さんや峰岸徹さんもそうでしたね。

ただ、治療方法は飛躍的に向上しています。
生存率が上昇している理由は、健康診断、検査機器などが進歩し、
手遅れになる前に「がん」を早期発見できるようになったからです。

     ~「がん」の危険な9つの兆候~
1.胃の具合が悪く、食欲減退し、食事の好みが極端に変化した。
2.おりものや不正出血がある。
3.乳房の中にシコリがある。
4.飲み込む時につかえる。
5.便に血や粘液が混じっている。
6.声がかすれる。
7.治りにくい潰瘍がある。
8.せきが続いたり、痰に血が混じっている。
9.尿の出が悪かったり、血が混じっている。

本日は、このへんで・・・
  


Posted by エリック at 14:44Comments(0)