2008年04月15日

乳がん用の抗がん剤ハーセプチン

「がん治療最前線」 ハーセプチン -再発予防にも効果ー

乳がんが再発した際に使う抗がん剤「ハーセプチン」を、手術後の再発予防にも使えるようにしてほしいとの声が医者や患者の間で高まっています。日本も参加した国際臨床試験で再発リスクが半減することが分かりました。

治験の結果、投与すると1年後の再発危険性は46%低下するという結果も出ています。
しかも、今までの抗がん剤治療のように、吐き気や倦怠感や脱毛などの副作用により「死ぬほどの苦痛」を味わうこともありません。

ただ、ハーセプチンの課題は高額な治療費です。1回の投与で自己負担分だけで10万円。1年だと170万円にもなります。経済的な理由で治療を断念する患者も出ています。

国内では中外製薬が06年11月、厚生労働省に術後補助療法の申請をしました。
来春あたり認可が下りるかもしれません。

どちらにしましても、がんと戦うには
検診・最新情報・お金
が必要です。

では、本日はこれまで・・・  


Posted by エリック at 21:56Comments(0)

2008年04月07日

AEDで助かる命

永らくのご無沙汰ですみませんでした。
3月は、決算月で仕事の量が半端でなく、心の余裕がありませんでした。
保険業界は、昨年来、契約の適正化に向けた取り組みを行っており、例年に増して仕事量が膨らんでおりました。
少し落ち着きましたので、再開させていただきます。
この1ヶ月あまり、何度かのぞきに来てくださった方、済みませんでした。

で、何でいきなり「AED」なの? と、思われるでしょう。
がんとは、直接関係ありませんよね。
ですが、大事なことなので取り上げてみました。

心臓しんとうという言葉をご存知ですか?
脳しんとうは、一時的に意識を失うが通常はその後元通りになります。
心臓しんとうは若年者の、胸部に比較的軽い衝撃が加わった直後に、心室細動などの致死的な不整脈に襲われ心停止します。
死亡例でも心臓の損傷もはっきりしないことも多く、タイミングや衝撃を受けた場所などの偶然性が原因と考えられています。

若年者に起こりやすいのは、成長過程にある人間の胸部は軟らかくたわみやすいためとも言われています。
心停止の時間が長くなると脳への血流が途絶えて大きな障害を受け死亡したり、助かっても重大な後遺症が出てしまいます。

自動体外除細動器(AED)が駅や空港、スポーツ施設、スーパーマーケットなどに設置されるようになりました。
最近では、現場に居合わせた一般の方がAEDを用いて蘇生したというニュース報道も耳にします。
皆さんも、自分がよく行く施設のAEDの設置場所を確認しておいてください。
あなたにも救える命がそこにあります。

では、また・・・
  


Posted by エリック at 10:03Comments(0)