2008年11月17日

中性子線 がん治療に期待 パート2

国内で400例実施
 BCNT(ホウ素中性子捕捉療法)はがん細胞が取り込みやすいホウ素化合物をあらかじめ投与し、放射線の一種である中性子線を発生させて患部に照射する。中性子とホウ素が反応して出来る別の放射線が、がん細胞のDNAを断ち切り死滅させるが、正常な細胞は傷つけない。
 京大の小野公二教授は「がん細胞だけを狙い撃ちできる次世代の放射線治療」と評価する。
 まだ、安全性や有効性を検証する臨床研究段階で治療費はかからない。実施例は国内で役400例になる。
 宮武准教授が現在対象としているのは主に悪性脳腫瘍
 特に悪性度が高い神経膠芽腫でも延命効果があったという。外科手術と抗がん剤、エックス線を組み合わせて治療しても大半が約1年で亡くなるが、再発患者でなければBCNTで2年以上生存した人も多く「完治も期待できる」(宮武准教授)

パート3へ続く・・・


Posted by エリック at 15:42│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。